お墓参りで使うお線香はどれを選べばいいの?

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お墓参りには、煙の多い杉線香を使うのが良いじゃろう。

A.お墓参りには、煙の多い杉線香を使うのが良いじゃろう。

お墓参りに限らず、法事や仏壇に手を合わせる時など、使う場面の多いお線香。
実はそれぞれに適した種類があるんじゃ。
今回はお墓参りにはどんなお線香を使うのが良いかを説明するぞ。

お線香に込められた3つの意味

そもそもお線香には、次のような意味が込められておる。

(1) 故人の食べ物
(2) 参った人自身の心と体を清めるもの
(3) 仏様と繋がる機会

自身を清めてから、仏様となった大切な人と心を通わせ、話をするためのきっかけとなる、橋渡しをしてくれるもので、 更に食べ物でもある大切なものなのじゃ!

市販されているお線香は2種類

一般的に購入できるお線香の種類は次の2つじゃ。

●杉線香
杉の葉を粉末状にしたものを原料として作られたお線香。杉の木ならではの香りが楽しめて、お墓参りの際によく使わる。

●匂い線香
椨(たぶ)や白檀(びゃくだん)といった樹木を粉末状にした原料に、様々な香料を加えて作られたお線香。
広く家庭や寺院で使われており、細い棒状のものからコーン型、蚊取り線香のようなコイル型など、長さや形など種類も多数。

香りも様々なものがあるが、自分の好みにあった香りのものを選び、心を落ち着かせて、清らかな気持ちで、故人と接するのじゃ!

煙が多過ぎると周りの迷惑になります。