Q.古くなったお位牌はどうする?
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A.閉眼供養をしてお寺におさめるのが一般的じゃ!
お位牌が破損してしまった、長い年月が経って劣化してしまった…など、
位牌を作り変えたいと思うことがあるかもしれん。
また、ご先祖様が増えると同時にお位牌は増えて行くことになるのぅ。
お仏壇に置き場がなくなってしまったら、古い位牌はどうしていくものなのか?
位牌を処分するタイミングには決まりがあるのか?
今回はそんな疑問にお答えするぞい!
位牌を処分するタイミング
●傷んで作り直す時
傷んだり破損したりして、新しく作り直したい場合じゃ。
●夫婦位牌にする時
通常は一人のお位牌をつくるが、夫婦連名のお位牌という物もあるのじゃ。
これは先に亡くなった方を片側に入れて空けておき、
次に亡くなった方を入れるという位牌じゃ。
先に亡くなった方のみのお位牌を作った後で、やはり夫婦位牌にしたくなった場合は、
先に作ったお位牌を処分する必要があるのぅ。
●繰り出し位牌にする時
繰り出し位牌とは、戒名や法名を記載した板を箱に入れてお位牌を
まとめるお位牌のことじゃ。
ご先祖様が増え、お位牌を置く場所がなくなってきたという場合に、
個人のお位牌を処分して繰り出し位牌にまとめるのじゃ。
この場合、法要の時を区切りとして行うのが一般的じゃ。
●三十三回忌でお焚き上げする時
仏教では、亡くなった後の30年間は修行をし、その後極楽浄土へ行くと言われておる。
そのため、30年間の修行を終えた後の三十三回忌を一つの区切りとする事が
一般的になっておるのじゃ。
三十三回忌を過ぎたらお焚き上げを行い、
位牌は一人の位牌から先祖代々連名の位牌にすることが多いのじゃ。
古い位牌はどうする?
1. 位牌を買った時に開眼供養を行ったかを確認。
開眼供養とは、位牌に魂を入れる儀式じゃ。
2. 開眼供養を行っていれば、その逆にあたる閉眼供養する。
閉眼供養とは、僧侶に読経してもらい、
位牌に宿っている魂を抜く儀式じゃ。
3. お寺へおさめる
菩提寺でお焚き上げなどの供養をしてもらおう。