お線香の灰が一杯になったらどうすればいいの?
A.罰は当たらぬ。そのまま処分して大丈夫じゃ!
お仏壇の前に置いて、火をつけてあげるお線香じゃが、
燃え尽きた後に残る灰が徐々にたまっていくものじゃ。
お仏壇まわりのものは処分しにくと思うかもしれんが、
既に供養を終えたものなので、ゴミとして出しても罰当たりではないぞ。
安心して処分するのじゃ。
処分の仕方には2つのパターンがあるぞ!
処分の仕方には、主に次の方法がある。
自分にあったやり方を選ぶとよいじゃろう。
(1)庭にまく
一軒家の場合であれば、庭にまいてもOKじゃ。
植物によっては、灰は肥料になる場合もあり、気持ちも良いじゃろう。
(2)可燃ゴミに出す
そのままゴミ袋にいれて可燃ゴミとして出しても大丈夫じゃ。
粉の状態であるのが気になれば、水分を少し含ませて固めると捨てやすいぞ。
処分する前にできることは?
たまった灰は、「灰ならし」という仏具を使って、手入れをしておくとよいぞ。
「灰ならし」とは、鉄でできており先が熊手状になった道具じゃ。
灰が固くなってお線香が立たなくなった時やゴミが入った時に、
かき混ぜたり、ゴミをすくいあげたりすることができるぞ!
また表面に線を引いて、美しい模様を描いておいても、情趣があって良いの〜。
金色のものや、和の模様が入ったものなど種類も様々。
気に入ったもの、使いやすそうなものを選ぶのじゃ!
綺麗な灰で心静かにお祈りしよう!
お線香は、身を清め、故人の食べ物になるものじゃ。 綺麗に整えた灰の上にしっかり刺して、ご先祖様へ想いをはせるとよいじゃろう。