法事の会食(お斎・おとき)について教えて!

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お斎がどんなものか、いつやるのかについて説明しよう!

A.お斎がどんなものか、いつやるのかについて説明しよう!

まず、お斎とは「法事が終わってからの食事の席・会食」のことじゃ。 自宅あるいはお寺の一室、またはレストラン、料理屋などで、僧侶・参会者に食事をふるまう。
お斎は精進料理がよいとされているが、今は別にこだわる必要は無い。

こだわる必要は無いと書きましたが、あまりに前衛的すぎる料理も、
来てくださった僧侶・参列者の方々が困るのでやめましょう。

お斎の席順

席順は、仏壇に最も近い場所を僧侶の席とする。
参会者一同は適宜着席し、席次にこだわる必要はない。

お斎をしない場合

お斎を行わない場合は、挨拶の際にその旨を告げ、折詰めの料理と酒を用意し、引出物と一緒にお渡しするのじゃ。

お斎を行うタイミング

すべての法事に関してお斎をする必要はない。 下記がお斎日程の一例じゃ。
 ・初七日(還骨法要と同時に行う)
 ・二七日(になのか)〜六七日(むなのか)は、遺族のみで供養し、お斎なし。
 ・四十九日は、僧侶を呼んで法要、納骨、お斎を行う。
 ・百か日は遺族のみで供養し、お斎なし。
 ・初盆は僧侶を呼んで法要、お斎を行う。
 ・一周忌は、僧侶を呼んで法要、お斎を行う。
 ・年忌法要は三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十七回忌、三十三回忌などの、主な時のみ僧侶を呼んで、法要、お斎を行うのじゃ。