Q.お布施の本来の意味とは!?

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A.無償の施しを行うという修行なのじゃ!

葬儀や法事法要の際に、お坊さんに渡す「お布施」。
この本来の意味を知っておるか?
実はただの謝礼ではないお布施についての豆知識をお教えしよう!

お布施は仏教の修行の一つ

実践することで煩悩が消えて悟りの世界に到達できる
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という仏教の修行法のうちの一つが「布施」じゃ。
これは「人に施しを与えること」という意味を持つのじゃよ。

お布施の3種類の意味

お布施には、さらに詳しく言うと3種類の意味があるのじゃ。

1. 財施(ざいせ)
金銭、衣服、食料などを施すこと。
「もったいないと思う心・むさぼる心・おしいなと思う心・恩にきせるような心」は
起こさないように。

2. 法施(ほうせ)
物質やお金ではなく、お釈迦様の教えを説いたり、他人のために読経をすることなど。

3. 無畏施(むいせ)
畏怖(いふ)を取り除くという意味で「無畏施」。
色々な恐怖や不安などを取り除き、安穏な心を与えること。

お坊さんに渡すお布施

葬儀や法要の際に僧侶に渡すお布施は、この3つの中でも「財施」にあたるぞ。
お布施は目の前のお坊さんに渡すが、これは何かの対価としてではなく、
実はご本尊に捧げるものなのじゃ。

お坊さんからいただくお布施

僧侶は読経や故人の供養を祈っているので、お布施の一つである「法施」を人々に与えていることになる。 法施の役割は大きく3つあるぞ。

1. 仏や宗祖の教えを人々に伝える
2. ご先祖様が安穏であるように読経・唱題を行い、祈る
3. 生きている人々の平穏無事を祈り、読経・唱題する

心を込めて実践しよう

お布施とは、僧侶へ渡すものというだけでなく、読経という形で僧侶から受け取るものでも
あったのじゃ。 心を込めて施し合う布施の心を実践したいものじゃな。


A.仏様の弟子になってないことを表しておる!