最近よく聞くエンディングノートってなに?

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遺族へ向けた想いや考えを自由に綴るノートじゃ。

A.遺族へ向けた想いや考えを自由に綴るノートじゃ。

遺族へ自分の死後に考えや思いを伝える「遺言書」は聞いた事があると思うが、最近は「エンディングノート」というものもよく使われておる。
このノートの特徴は、特別な強制力が無いので、法的なイメージの強い遺言書と違い、自由に内容を書き進めることができることじゃ。

エンディングノートの内容

では、どんなことを書くのかというと、葬儀や供養の方法・余命宣告についての考えなど、自分が亡くなったあとのことについて、遺族へ意向をしめすことが多いようじゃ。
また、家族に向けての想いを伝える大切な役割に使っても良いぞ。

エンディングノートの良いところ

遺言書との大きな違いは、遺言書は正式な書類であるため、規定に沿って内容を書かなければいけない。
また専門家の確認や、役場で発行してもらわなければいけないため、数万円の費用がかかることもある。
一方エンディングノートは、書き方は自由じゃし、ノートについても指定されたものがない。
さらに強制力も無いので費用もかからず、書きたいことを自分なりの表現で残すことができるのが良いとされておるぞ!

自分なりの表現ですが、あまりに独創的すぎると家族・友人にも解読出来ないので、他人にも分かるように残しましょう

まとめ

エンディングノートに法的効力はない。しかし、見送ってくれる家族のため、また自分らしい法事にしたい人にとっては、自分の想いや考えをしっかりと書き留めておけるノートじゃ。
もちろん法的効力が必要な事は、きちんと遺言書を作っておくのじゃぞ!