法事に持っていくものって何だっけ?
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A.お供え物か、供物料じゃな。
法事に招かれた時、必要なものと言えば
「供物料」か「お供え物」じゃな。
身内などは両方を備える場合もあるが、普通はどちらかで良いぞ。
供物料について
供物料の金額は地方によっても違うが、
5,000円〜1万円程度を包むのが一般的と言われておる。
食事がふるまわれる場合は、その分を考慮した金額を包むのじゃ。
その時の、のし袋の表書きじゃが、
仏式、神式、キリスト教式などで言い方がバラバラなので
どんな宗教でも使える「御供物料」と書くのが間違いないぞい!
ちなみに、ややこしいが、水引の色は回忌によって違うので、
下の図を良く確認して、間違いが無いようにの!
四十九日の忌明けまで・・・黒白の水引き、
四十九日以降 ・・・黄白の水引き
三十三回忌・五十回忌・・・紅白の水引き
お供え物について
最近は供物料を包むのが一般的になっておるが、お供え物でも勿論OKじゃ。
供えるものは、菓子や果物のほかに、上質の線香やろうそくというものもあるのう!
地域によっては法事の後、お供え物を皆で分け合うという所もあり、
分けやすいよう個別包装になっているものが好まれる傾向にあるようじゃ。
他の人もお供え物を持参するかもしれんので、日持ちするもの、
趣向を変えたものの方が遺族には嬉しいかもしれん。
が、お供えはあくまで故人に捧げるものじゃから、
故人が喜ぶものを選ぶ、ということも頭においておくのじゃぞ。
注意!
最後に、お供え物や供物料はいきなり仏壇や祭壇にお供えしちゃいかんぞ!
施主に「御仏前にお供えください」と直接差し出すことが、正式なマナーじゃ!!
ちなみに、供え物は祭壇に飾るので、贈る場合は早めに届くように贈ると喜ばれるぞい。
ダガジク和尚のひとこと
法事のお供えは、故人に対する心を込めての!