Q.位牌はいつ作るの?
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A.四十九日法要と兼ねる事が多いぞ!
故人の魂が宿るお位牌。
はじめて用意するときはどうすればいいか戸惑うこともあるじゃろう。
今回はどのように位牌を作るか、流れを説明しよう!
葬儀では白木位牌を安置
故人が亡くなられた時、最初は白木の位牌が用意される。
これは主に葬儀会社が用意してくれる仮の位牌じゃ。
葬儀の際はこの白木位牌を祭壇に安置するぞ。
本位牌の開眼供養
お布施には、さらに詳しく言うと3種類の意味があるのじゃ。
このままでは仮の位牌に故人の魂が入っているので、
魂を本位牌へ移すため開眼供養をする。
一般的には開眼供養は四十九日法要と
合わせて行うのじゃ。
開眼供養で僧侶に読経を行ってもらい、本位牌に魂が入ったらお仏壇へ飾ろう。
魂を抜いた白木位牌は菩提寺におさめて、お炊き上げなどの供養してもらうのじゃよ。
本位牌は余裕を持って注文しよう!
本位牌は自分で用意しなければならないのじゃが、納期には注意じゃ。
本位牌には戒名などの名入れを行うため、注文してから
数日〜2週間ほどかかる場合が多い。
四十九日法要に間に合うように余裕を持って注文しよう!
位牌の形式について
位牌の形式について、宗派などによって決まりがある場合もある。
わからないときは菩提寺や親族、仏具店などの専門家に相談してみよう!
故人の魂が入った大切なお位牌。心をこめて手を合わせたいものじゃのぅ。