法事の日取りが友引と被っちゃった…!
A.気にしなくても良いぞ!
法事(法要)のタイミング
法事を執り行う際に、日程を決めるのは結構気を使うものじゃ。
できれば命日に行うのが良いが、忙しい現代、仕事があって参加が難しい人が多くなるので、
命日よりも前の日付で週末に行うのが一般的となっておるのう。
そこで今回の質問、「友引だったらやめた方が良いのか?」じゃが、
そもそも友引や仏滅、大安などという六曜は仏教とは関係ないんじゃから、
気にしなければ、全く問題ないぞ!
とは言ったものの……もし法事に参加される親族でそういったことにうるさく、
「友引は絶対避けるべき!」と主張するようであれば、そうした方が良いとも思う。
なぜなら、逆に友引に法事をしなければいけないという理由も無いからじゃ。
無理にやって、後々トラブルになってしまうなら、別の日を選んだ方が無難じゃないかのう?
友引を避けるべき?
ちなみに、よく聞く「葬式の日程は友引は避けるべき」じゃが、
これは「友を引く=友人にも不幸がある」ということで避けるべきだと言われておるが、
こちらも同じ理由で、やっても全く問題は無い。
ただ、実際には火葬場の多くが友引を休みにしている事があるので、
告別式は行なわない(行なえない)ことが多いようじゃ。
ダガジク和尚のひとこと
最初にも言ったが、法事の日程を決めるのは気を使う作業じゃ。
どうしても困った時は、親族に相談するのも1つの手じゃよ。
なるべく全員が納得できる日程を選べるよう、頑張るのじゃ!